年の節目ということで、今回は2018年に発売したゲームで私がプレイした作品をランキング形式で紹介していきたいと思います。
2018年にプレイした新作は43本と、ランキングにするには少々心許ない数字ではありますが、まあ語っていきますよ。今年はなんというか発売が待ち遠しい作品というのが多かった気がしますね。
それをはじめに感じたのは2月で、2月は今まで高くて買うことが出来ずショップで見かける度に、手にとっては戻し、手にとっては戻していた「WHITE ALBUM2」の"ミニアフターストーリー"が入った「WHITE ALBUM2 EXTENDED EDITION」が発売されることになり、ファンの間でも、やったことのない人たちの間でも話題になっていました。それは私も同じで、まだかまだかと発売を待ち望んでいました。カレンダーに赤で丸とか付けてましたね笑。
また、私はやっていないので何とも言えないんですけど、「ランス10」なんかも話題になってました。どこかのタイミングで一気にやりたいところです。
その後も気になる作品が続々と発表されていき、3月、6月、12月辺りが個人的に惹かれる作品が多い月になっていたかなと思います。
特に6月は新作発売日が楽しみで仕方なかったですね、なんといってもあのAXLの新作、「キュリオディーラー」が発売ということで、AXL作品が好きな私としてはもう死ぬほど楽しみにしていた記憶があります。まあ、出来に関してはイマイチだったんですけど、いいんです、あのワクワク感を味わえただけで私は幸せです。(感想ではボロクソに言いましたが)
とまあこんな風にいちいち出た作品についての感想を述べていると長くなってしまうので、そろそろランキングの方に移りたいと思います!
第10位 消えた世界と月と少女
ミステリー色の強い作品であり、数多もの個別√を経て、だんだんと真実に近づいていくあの感じが良かったです。それでいてTRUE√以外の個別√もきちんと独自のテーマを持った物語が多く、その出来も満足のいくものでした。
特に杏子ちゃんというヒロインがそれはもうえらい別嬪さんで困ってしまいましたよ。しかも話も中々に心躍る展開が来るし、作中で一番好きな話だったまである。いつになってもツンデレ金髪ツインテールが大好きなもんで、これからもそんなテンプレヒロインが現れ続けてくれるのを日々願うばかりであります。
第9位 宿星のガールフレンド
発表された当時は、ゲーム性がないということで買おうとは思っていなかったんですが、体験版をプレイしてみて、夕里ちゃんのキャラの濃さにひれ伏しました。掛け合い自体もおもしろいんですけど、何より夕里ちゃんの人柄の良さが目立った作品でしたね。
普段は自分に絶対的な自信を持ち、他人を見下すような発言をしばしばする彼女ですが、しっかりと他人を思いやる心を持っており、それとなく他人を気遣うシーンが印象的でした。
また、主人公との関係もこれまた絶妙で、徐々に女の子らしい反応を見せていく彼女が堪らなく可愛かった。
第8位 空に刻んだパラレログラム
はじめこそテレプシコーラという競技の魅力がイマイチ理解できず、キャラクターたちと私の間で温度差が生じていましたが、読み進めていくと団体競技らしい熱い場面があり、やっていて実に楽しい作品でした。
この作品は"チーム"というものを大事にしており、それは主人公サイドだけではなく、テレプシコーラに参加するすべてのチームに言える。競技にかける想いがチームごと語られていくので、本当にどのチームも応援したくなる。
なんか久しぶりにスポーツものをやったのでとても楽しかったですね。
うーんめい~♪
第7位 バタフライシーカー ~カオス・ナイトメア~
FDかよっ!となるとは思いますが、これが真剣に面白かった。本編より好きです。新ヒロインの凛子ちゃんが新たにムシケンに加わるということで、大丈夫かな、浮いちゃわないかなとか思ってたんですけど、彼女の性格、能力を活かした物語が展開されていたのでホッとしました。彼女の家族に対する想いなんかも涙を誘うものがあり、とっても良い子でしたね。
また、前作で好きだった透子お姉ちゃんが登場、活躍する場面も多く、それもあってこの順位まで上がってきました。弟への彼女の想いは健在であり、やはりこの姉弟関係は良いなと改めて感じましたね。
第6位 まおてん
掛け合いが非常に楽しい作品でした。メインキャラの会話だけでなく、サブから延いてはサブのサブといったところまで余すことなくおもしろいという。それが多く見られたのはやはり共通√にてということだったので、逆に個別√に入る前に心配になりましたね、これよりおもしろくなるのかと。
おもしろさで言うとやはり共通√が勝ちますが、個別は個別でヒロインとの会話も増えてくるので、笑いから愛にシフトしたというところでしょうか、恋愛物語として楽しめましたね。
梨多√なんかは良い幼馴染物語が展開されていて二人の距離感が心地よかったです。
第5位 はるとゆき、
この世に未練を残して死んでいった者たちの、成仏までを描く物語。あらすじを見たときから、あー自分好きそうだなぁという感じでした。話の展開は予想できるのになぜか感動してしまうんですよね、普通にボロボロ泣いてました。
普段は明るく人懐っこいのに急に女の子らしい反応をしたり、シリアスな表情になるネコちゃんのギャップが良い!作中守りたいランキング1位の女の子でした。
また、お話に関しては小羽√が非常に良かったですね、サブキャラが光りに光っていて、むしろ主人公は要らないなと思ったほど。師弟関係のお話とかが好きな人には刺さると思います。
第4位 となりに彼女のいる幸せ~Winter Guest~
ですます調の言葉遣いで、礼儀正しい先輩...生徒会長。こーの娘がもうね、とてもとてもかわいいんですよ。正直、"ヒロインがかわいい"で感想としては十分なんじゃないかとすら思いますが、しっかりと彼女の性格を活かした場面も多々あるのでパッと見て可愛いなと思った方はやってみたらいいと思います。
まあ少しこの作品の魅力...いや彼女の魅力について触れると、学校生活とプライベートの切り替え。これが素晴らしかった。
第3位 抜きゲーみたいな島に住んでいる貧乳はどうすりゃいいですか?
2018年のダークホースと言ったところでしょうか、発売前から多くの注目の的となり、期待されていました。期待以上の出来で私としては素直に驚きましたね。ヒロインは皆可愛いし、話は面白いし。ただちょっと下ネタに飽きてくると冷めた目で見てしまう瞬間もあったりしましたが、まあ面白かったのでいいでしょう。
個人的にメインヒロイン達よりも、SSのヒロイン達が好きでした。というかSSのヒロイン達の登場、活躍の機会がものすごく多いのでそうなってしまう。敵だからもっと雑に扱うのかなと考えていた私にとっては嬉しい誤算でしたね。
第2位 アメイジング・グレイス
伏線回収にはたまげた。エロゲで言うなら2018年で一番面白かったです。そしてそうしたギミックとしての面白さだけではなく、しっかりと話の内容自体も面白く、それに加えてキャラクターの心情描写にも力を入れてくる。こんなの認めるしかない、名作だと。
泣けよ泣けよシナリオではなく、キャラクターの心情を辿っていくと自然と涙が零れて止まらなくなる。そういった感覚は久し振りでした。
この作品はとにかく進めている時がとても楽しいので、時間があっという間に過ぎていきます。
第1位 Summer Pockets
いや、非18禁かよってなるとは思うんですけど、えっちなことには変わりないですし、思い入れがある作品ですし、どうしても書かずにはいられませんでした。
今年は何本スイカバーを食べ、何食のチャーハンを食べたんだろう。どちらも人生で最多の数食べていたと思います。クリアした後すぐに舞台を調べ、その地に向けて出発したのも良い思い出です。本当にそのままの風景、建物があって感動したのを今でもよく覚えています。
この作品に触れたことで、ああ、そういえば私ってKey作品好きだったなぁと。確かに過去作と酷似している部分とかもあるんですけど、私としてはそれを不満と言うよりかは喜びとして受け取っていたんだと思います。
これから先、"夏らしい"作品は?と考えた時にはパッと候補に上がってくるでしょうし、夏が来るたびにこの作品のことを思い出すでしょう。本当に素敵な作品だった。
このランキングにある作品以外にもまだまだ語りたい作品がたくさんありますし、それを紹介できなのは残念ではありますが、この辺で今回の記事は終わりとさせていただきたいと思います。最後まで見ていただきありがとうございました。