いやーゲームって楽しいなぁ...とか言ってずっとクーラーの効いた部屋の中でゲームをして過ごしていたので、夏が終わったことに気が付きませんでした。もうすっかり涼しくなっちゃって。秋なんだなぁ...。
てなわけで、つい先日、温泉に行って参りました。日頃シャワーしか浴びないものだから温泉が気持ちいのなんの。そして湯上りに飲むコーヒー牛乳はなぜこんなにもおいしいのでしょうか。続けてフルーツ牛乳も飲んでしまいました。
子供の頃は親の目もあり、どちらかの味を選んでいたのに。これが大人になったということなのかなぁ...なんて事を思いながらごくごくと。
温泉と聞いて連想する作品は多々あるのですが、季節的にも面白さ的にも「Purely～その狭い青空を見上げて～」が真っ先に浮かびます。
この作品、パッチを当てないとバグが凄いことになっていて、そこが評価を大きく下げている要因でもあります。しかしながら内容は他者を真っ直ぐに想う、切なくも美しい物語が描かれています。とある√なんかは私がそういった系統の話に弱いのもあって、わんわん泣いてしまいましたね。
この作品をプレイし終わった翌日に即、舞台である修善寺に向かったのも今では良い思い出です。個人的に嵯峨野にある竹林の道よりこちらの方が好きですね。やっぱり人が少ない分、風情があります。
はい、というわけでそろそろいつも通り新作についての語りを始めていきたいと思います。
八月は三本と少なかったのですが、ラインナップ的に欲しい作品少ない月だったので仕方ないかなと。その分、夏コミで買った同人の新作をやってました。
「ろけらぶ -Location Love- 電車×同級生」
電車での出来事がきっかけで二人の関係が始まり、その後も電車のようにどんどん進展していく。内容としては延長に延長を重ねたようなお話で、そこに面白さなどはなかったのですが、それなりに良い作品でした。
在田川 鳰ちゃんが可愛らしすぎるんですよね。結婚願望は強いのだけど、周りと馴染めず孤立しがち。そんな気持ちを抱えていたと思うと、もう愛おしくて愛おしくて。周りを寄せつけない高嶺の花は、実はどこまでも女の子らしかったわけです。
前作のろけらぶは虚無だったので心配しながら読んでましたが、無難に仕上がっていて安心しました。FrontWingさん、これからもがんばって！あとPTもよろしくね！
「アマアネ -My Sweet Sister- 」
弟大好きなお姉ちゃんによる淫靡なる猛攻撃、あんなの身を委ねる他ないよなぁと思ってしまうくらい破壊力がありました。
そして当然それはHシーンに入っても同じことで、行為の流れによって変わっていく声色がとても色っぽい。やっぱり花澤さくらさんは強い。シーンについても数も質も良くて、低価格でありながらなかなか充実していたのではないかな。
お話は面白いわけでも感動するものでもないので、退屈な時間があったのも事実です。しかしその中で少しでも好きな部分を拾えただけでもやって良かったかなぁって感じです。あと個人的にかわいいSD絵があると嬉しいので、かわいいかわいいSD絵を提供してくれるCampusさんの作品はこれからも購入していこうと思います。
「若葉色のカルテット」
突然女の子がメイドに志願してきたり、獣耳のお姫様が転入してきたりと、導入から色々な要素を盛り込んでくる。読み進めていくと飼っていた猫まで人の姿に成り始めたりしてくるものだから序盤は結構楽しかったです。
が、楽しかったのはそこまでと言わんばかりに退屈なお話、思わず首をかしげるようなお話が続いていきました。正直なことを言うと、ヒロイン二人を攻略した時点では絵が可愛らしいことしか褒める点がなかったですね。このまま終わってしまうのかと、半ば諦めモードで読み進めていた私でしたが、最後の最後に女神が微笑んでくれました。
ずっと側で歩んできた、幼馴染だからこそ言える台詞の数々。そして、そんなことを臆面もなく言える彼女を見てとても温かい気持ちになりました。話に関しても、彼女の気持ちを描きつつ、周りの印象も底上げしていて読後感が最高でした。やっぱり幼馴染ヒロインは良い。
作品数が少ない分、個々の出来は素晴らしい...こともなかったのですが、こんな箸休め的な月があってもいいかもしれません。その分、旧作をガンガンやればいいだけなので。これからも新作、旧作問わず全力でやっていきたいものです。
