幸福の先への後語り

えっちなゲームが好きなおたくの戯言

【2021】えっちげーむランキング BEST20

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2021年も終わったという事で、いつものようにランキングを作成してみました。対象作品は2021年に発売した作品(非18禁含む)であり、リメイク作品については原作をプレイしていないもののみ入れて集計しました。

2021年に私がプレイした新作は131本ということで...驚くことに前年と全く同じでした。特に何も考えず購入、プレイしていたのでこのくらいが私の限界なのかなぁと思ったりもしています。2022年も同じくらいプレイ出来たら嬉しいですね。

新作を買い続けたユーザーの感想としては、昨年と同様かそれ以上にフルプライスの作品が少なかったですね。ユーザーの変化とか、某ウイルスの影響や業界の衰退とか...色々と理由はあると思いますが、何とか頑張ってほしいところです。

新作旧作含めた一年の振り返りやコミケの話など、積もる話もありますが主題はランキングなのでこの辺でサクッと切り上げようと思います。

それではランキングへどうぞ!

 

 

20位 魔法戦士レムティアナイツ2 -こわれゆく世界の女神たち-

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レムティアナイツ2ということで、魔法戦士シリーズが好きで、その中でもレムティアナイツが最も好きな自分としては期待せざるを得ませんでした。で、実際にプレイしてみた感想としては、中盤辺りまでは退屈極まりないものでしたが、終盤が本当に良かったです。シリーズモノだからこその良さが詰まっていました。

 

 

19位 年下彼女

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ただ年下の女の子と付き合う話ではなく、主人公が先生でヒロインが生徒というまあ一筋縄ではいかないお話になっていて、良い感じの雰囲気になってもすぐにはくっ付かない。これは主人公の意志が固かったのも勿論ですが、新米教師という設定が上手く生きていたなと思います。振り返ってみると特別面白い話は書かれていなかったし、引っかかる部分もありましたが、ヒロインがとても魅力的だったこともあり、読後感は非常に良かったです。絢音ちゃんどうかお幸せに!

 

 

18位 流星ワールドアクター Badge&Dagger

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前作の続きということで、まずはきちんと続編が作られていてホッとしました。教団や復活したシュバルト君の行方、それから主人公の過去などなど気になる所だらけでだったので本当に嬉しい。新キャラとして登場してきた大門寺さんがとても私好みの女性だったので、次作でも是非、その圧倒的な力で敵をねじ伏せてほしいですね。

 

 

17位 アサガオは夜を識らない。

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がっつりミステリーチックなお話が続いていくわけではなくて、全体を通じて局所的にエッチなシーンがいくつも挟まれるタイプなので、この辺はMORE系列らしかったですね。主人公及びヒロイン達の正体が気になっていた自分としてはいまいちでしたが、一部のユーザーには受けたのかなと。ただ、終盤に関してはなかなか良かったと思います。何が良かったかというと、それはアサガオというキャラクターの造形ですね。とても私好みの女の子でした。

 

 

16位 眠れぬ羊と孤独な狼 -A Tale of Love, and Cutthroat- 外伝

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外伝という事で本編の裏側の物語が一話完結式でまとめられていた。一つ一つのお話は短く、全体のボリュームとしても本編の三分の一程度。また、裏側の物語といっても本編の補完というわけでもなく(部分的にはある)、あくまで日常劇を切り取ったもの…なのですがまあ面白かったですね。見たかった光景から意外過ぎる展開まで、本当に自由で楽しい作品を提供してくれました。

 

 

15位 日向千尋は仕事が続かない

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ロープライスの作品という事でボリューム自体はそんなにですが、ヒロインにスポットライトを当て、ヒロインの良い面を伸ばしていくような作りになっている良作でした。外見だけでなく中身も良い最高の女性が待っているので、パッケージ絵を見て惹かれたら是非手に取ってもらいたい作品です。

 

 

14位 ユキイロサイン

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それぞれのお話に別の魅力があったりするわけですが、共通して言えるのは五人の登場人物が作り出す「輪」が素敵だということ。個別√に派生した後も皆で仲良くやっているのがとても好きでした。個人的にもう少し焦点を当ててほしいキャラクターや不満の残るルートもあったりしたので、手放しには褒められませんがそれでも好きな作品ではあります。

 

 

13位 創作彼女の恋愛公式

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タイトルにもある通り創作活動に焦点を当てた物語であり、主人公は勿論の事、登場するほとんどのキャラクターがクリエイター。これが本作に惹かれた最大の理由であり、しかも主人公はノベルゲームのシナリオ担当だということで、かなり楽しみにしていた。実際にやってみると想像していた以上に面白かったですね。キャラクターの愛らしさだけでなく、お話でも勝負しようとしている感じがとても良かったです。

 

 

12位 風雨来記4

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ツーリングパートが売りのシリーズではありますが、ヒロインと観光しながら心の距離を詰めていくアドベンチャーパートも大きな魅力なんですよね。中にはかなりえっちなシーンなんかも用意されていました。今作の舞台は岐阜という事で、北海道や沖縄に比べるとインパクトは薄めですが、寺院や古い町並みなど日本の美しさを感じる場所がいくつもあって、全然負けていないなと。実際に行ってみたい場所がいくつも見つかりました。

 

 

11位 芙蓉の浄土に安き給う

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ストリップ劇場で踊り子をするヒロインと二人の男の関係を描いた作品であり、二時間もあれば読み切れてしまうほどのボリュームなのですが、余韻はプレイ時間以上に続きました。立ち絵もスチルもないビジュアルノベルですが、書かれている内容は他の商業作品にも負けないくらい濃く重々しく、そして残るモノがありました。

 

 

10位 LOOPERS

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絵のタッチも凄く私好みで、しかもKeyの作品ということで期待値もそれなりに高かったのですが、しっかりと応えてくれました。読み始めてみると楽しい反面、意外性はないかなといった感じだったのですが、終盤でちゃんと仕込んできてくれたのが嬉しかったですね。受けるのはあくまで一部のユーザーだけな気がしますけれど...。

 

 

9位 源平繚乱絵巻 -GIKEI-

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歴史をなぞっている一章二章は面白く、オリジナルの三章で大コケするというもはや見慣れた光景でしたが、全体を通して楽しかったのは本当なんですよね。一人、また一人と仲間を増やしていき、そんな仲間達と戦場を駆け抜ける。戦場にしては少し賑やかすぎる雰囲気がとても良かったです。

 

 

8位 ChristmasTina -泡沫冬景- 追加DLC「和平黙示録」

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まさかの追加DLCがこの位置にランクインか...思われるかもしれませんが、これが本当に面白かった。本作は新キャラクターが主人公。加えてヒロインポジションの女の子も...ということで、序盤は別作品と言っても過言ではないなと思っていましたが、アペンドである意味は確かにありました。言うまでもないが絵美ちゃんの存在ですね。明るく元気で誰とでもすぐ仲良くなれる。そんな彼女の性格は本編と同じく、また一人の人生を大きく変えることになったわけです。そんなにボリュームがある作品ではないので多くは語りませんが、芯のある良い作品でした。

 

 

7位 ざくろの事

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大正時代を舞台にした作品であり、裕福な家の生まれで在りながらわけあって小さな家で二人きりで暮らしている兄妹に焦点を当てた物語となっている。話に派手さはなく(所々で胸を抉ってくるような描写はあるが)、ボリュームとしても短め。しかしながら本作を読み終えた後はただただ充実感が残り続けました。やや暗めな内容なのでおすすめはしにくいですが、とても美しい作品です。

 

 

6位 我が姫君に栄冠を

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ファンタジー色全開で、戦闘あり笑いありのみなとそふとらしい作品に仕上がっていました。それでいて最後はちゃんと泣かせにくるから凄い。もともとみなと系列の作品が好きなのもあってか、凄くハマってしまいました。ヒロインとしては天魔王様ことクロネが良かったのですが、全キャラクターの中で一番好きだったのはやはりミンジャラになってしまいますかね。最近また終盤を読み返したりしていましたが案の定、号泣してしまいました。本当に"心の友"という名が相応しい...。

 

 

5位 ゆびさきコネクション

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それぞれのヒロインに別の魅力があって、好きか嫌いかで言えば全員好き。本当にこういった感覚は久々だったので、こんな素敵なヒロイン達を用意してくれたHOOKさんにはもう感謝の気持ちでいっぱいです。中でも伊織さんは素敵で、バーで働くクールでかっこいいお姉さんな所も勿論ですが、付き合った後に少し甘えるようになる彼女もまた魅力的でした。また素敵なヒロインの揃ったフルプラ新作、期待しています。

 

 

4位 月姫 -A piece of blue glass moon-

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Fate魔法使いの夜等はプレイ済みながら月姫に関しては触れたことがなかったため、今回リメイク作として発売されたことは純粋に嬉しかったです。ただ、リメイク版に実装されているルートは原作の半分以下と聞いていたので、プレイ前は正直、不安の方が大きかったですが...時間を忘れるという感覚を久々に味わえた気がします。本当に面白かったです。プレイ中はもうアルクアルクアルクッ!といった感じでアルクにぞっこんでしたが、振り返ってみるとやはり秋葉ちゃんもたまらないです。早く秋葉ルートがやりたい...。

 

 

3位 Monkeys!¡

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恐らく2021年で一番楽しみにしていたと言っても過言ではないHARUKAZEさんの新作。ライターさんの書くテキスト、物語を好いている自分としてはこの作品がやりたくて仕方がなかったです。で、いざプレイしてみるとやっぱり面白くて、可愛くて、心地よくて...。一部ルートに独特の色がありますが、それも個人的には嬉しかったポイントですかね。少し懐かしさに浸れました。

 

 

2位 冥契のルペルカリア

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ノベルゲームのくくりで言うのであれば、この作品が2021年に出た作品の中でもっと好みな一作でした。最期まで徹底して不条理への向き合い方を描くその姿勢と、作品の迎える結末。全てが最低で、そして最高だったと思います。決して万人受けするような内容ではないですが大好きな作品です。

 

 

1位 Demons Roots

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一位はこの作品ですね。正直、この作品をプレイしてしまった瞬間からこの順位は決まっていたようなものです。それほどまでにこの作品は圧倒的に面白かった。ジャンルとしては同人RPGであり、世界征服を目的とする少女を軸に物語が展開していきます。まあざっくりと説明してしまうとこんな感じなのですが、その物語が本当に素晴らしいの一言。あんなものを見せられたらもう拍手するしかなくなってしまいます。

また、本作に深く関わりのある作品として同ブランドの過去作「King Exit」がありますが、これをDemons Rootsプレイ前にやっておくことをおすすめします。というかやらない理由がないので、やりましょう。ここだけは言葉を少し強めにしておきます。

 

 

 

 

以上が2021年度の新作ランキングとなります。最後までお読みいただきありがとうございました。